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原子力ビギナーズ
放射線の基礎知識Ⅲ

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福井県の放射線監視

発電所の周辺環境を確かめる「環境放射線モニタリング」

福井県と電気事業者は、発電所周辺の環境の安全を確かめるため、放射線の量や放射能の濃度を絶えず測定し監視しています。これを「環境放射線モニタリング」といいます。福井県では、福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、18カ所あった観測局を44カ所に増やして、原子力発電所周辺の放射線量を24時間休みなく監視しています。

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福井県の環境放射線モニタリング
▲環境放射線のリアルタイムデータを公開している福井県環境監視センターのホームページ

福井県内各発電所の運転状況や、発電所周辺の放射線量などについて、リアルタイムでデータを収集して監視するとともに、全データを福井県原子力環境
監視センターと県内23カ所のモニタリングデータ表示装置で公開しています。
これらのデータはインターネット(http://houshasen.tsuruga.fukui.jp/)やスマートフォンでも見ることができます。

福井県環境放射線監視テレメータシステム

117カ所の観測局(県44、事業者62、国11)の放射線量および各発電所の電気出力、排気筒や放水口モニタのデータなどを収集し、24時間連続的に測定監視しているシステムです。測定データは福井県原子力環境監視センターへ10分ごとに送られ、コンピュータで集計・解析や異常値の判定を行っています。万が一、異常値が観測された場合は、夜間や休日を問わず直ちに職員に自動で知らせるようになっています。