運動うんどうしている物体ぶったいがもっているエネルギーを「運動うんどうエネルギー」といいます。
動うごいている物体ぶったいは、他ほかの物体ぶったいに衝突しょうとつすることで、その物体ぶったいを動うごかしたり形かたちを変かえることができるので、運動うんどうエネルギーをもっているといいます。
運動うんどうエネルギーの大おおきさは、その速はやさと質量しつりょうによって変化へんかします。
速はやさが速はやいほど、質量しつりょうが大おおきいほど、物体ぶったいのもつ運動うんどうエネルギーは大おおきくなります。運動うんどうエネルギーは質量しつりょうに比例ひれいし、速はやさの２乗じょうに比例ひれいします。

音おとはなぜ聞きこえるのかな？
実じつは空気くうきが振動しんどうすることで音おとが聞きこえるんだよ。
たいこをたたくと皮かわが震ふるえ、この振動しんどうが空気くうきに伝つたわって、私わたしたちの耳みみの中なかにある鼓膜こまくを震ふるわせているんだよ。

人々ひとびとは昔むかしから、寒さむい季節きせつにたき火びをしたり生なまの肉にくを焼やいたり、熱ねつを使つかって便利べんりな生活せいかつを送おくっていたよ。現代げんだいでも、ドライヤーのように熱ねつエネルギーを使つかっている物ものが家いえの中なかにはたくさんあるんだ。他ほかにもどんなものがあるのか探さがしてみよう！

私わたしたちが地球上ちきゅうじょうで生いきていられるのは、太陽たいようの光ひかりエネルギーのおかげ、太陽たいようは地球ききゅうを温あたためているだけでなく、植物しょくぶつを育そだて、それを食たべる動物どうぶつも育そだてているんだよ。石油せきゆや石炭せきたんも、もとは植物しょくぶつや動物どうぶつだったんだ。
そして石油せきゆや石炭せきたんなどを燃料ねんりょうにしてつくる電気でんきも、その元もとになるのは太陽たいようの光ひかりエネルギーといえるんだ。

電気でんきエネルギーは、モーターを動うごかしたり（運動うんどう）、スピーカーで音おとを鳴ならしたり（音おと）、照明しょうめいを点つけたり（光ひかり）、他ほかのさまざまなエネルギーに変かえることができるよ。これを「エネルギーの変換へんかん」というんだ。

電気でんきは他ほかのエネルギーに変かわるだけでなく、他ほかのエネルギーから電気でんきエネルギーに変かえることもできるんだ。
原子力発電げんしりょくはつでん、火力発電かりょくはつでん、再生可能さいせいかのうエネルギーなど、さまざまな発電方法はつでんほうほうは、このエネルギーの変換へんかんを上手じょうずに利用りようしているんだよ。