静電気せいでんきの性質せいしつ

物ものと物ものをこすったり接触せっしょくしたりしたときに
起おこる電気でんきを静電気せいでんきといい、
物ものをくっつけたり引ひきはなしたりする力ちからがあります。

2種類しゅるいの物ものをこすり合あわせると、片方かたほうにマイナスの電気でんき（電子でんし）が移動いどうします。
このようなマイナスの電気でんきの移動いどうが静電気せいでんきの正体しょうたいです。

電磁誘導でんじゆうどうの原理げんり

磁石じしゃくをコイルに近ちかづけたり遠とおざけたりすると、電流でんりゅうが流ながれます。
反対はんたいにコイルを磁石じしゃくに近ちかづけたり遠とおざけたりしても電流でんりゅうが流ながれます。
このように磁石じしゃくやコイルを動うごかすことで、
コイルに電流でんりゅうが流ながれる現象げんしょうを誘導電流でんじゆうどうといいます。

電流でんりゅう・電圧でんあつの関係かんけい

1秒びょうあたりに使つかわれる電気でんきエネルギーの大おおきさを表あらわす値あたいを電力でんりょく(消費電力しょうひでんりょく)といいます。
また電流でんりゅうは電気でんきの流ながれで電圧でんあつは回路かいろに電流でんりゅうを流ながそうとする働はたらきを表あらわします。

電磁石でんじしゃくの性質せいしつ

鉄てつの棒ぼうにコイルを巻まいて電気でんきを流すと磁石じしゃくになります。これを電磁石でんじしゃくといいます。
コイルの巻まき数すうが多おおいほど、また電気でんきをたくさん流ながすほど強つよい磁石じしゃくになります。

蓄電ちくでん・放電ほうでん

電気でんきをためることを蓄電ちくでん（充電じゅうでん）といいます。コンデンサーや蓄電池じゅうでんちにためた電気でんきで明あかりをつけたり、音おとを出だしたりすることができます。

直流ちょくりゅう・交流こうりゅうの性質せいしつ

電池でんちから流ながれる電気でんきは「直流ちょくりゅう」です。直流ちょくりゅうの電気でんきはプラス極きょくからマイナス極きょくに向むかって流ながれていて
その向むきや電流でんりゅう、電圧でんあつは変かわりません。
対たいして発電所はつでんしょから家いえのコンセントに届とどけられる電気でんきは「交流こうりゅう」です。
交流こうりゅうの電気でんきはプラス極きょくとマイナス極きょくが決きまっていなく、流ながれる向むきや電圧でんあつが周期的しゅうきてきに変化へんかします。